大分県警は7日、飲食店の男性経営者から「みかじめ料」名目で現金を脅し取ろうとしたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系四代目石井一家組員で、「三代目大友会」幹部・首藤祐二容疑者(62)=宮崎県三股町=を恐喝未遂の疑いで逮捕し、8日に関係先として所属する組事務所を家宅捜索した。
大分県警察本部
首藤容疑者は今年5月、大分市内の飲食店などで当時、飲食店を経営していた男性(30代)に対し、「誠意みせろや」などと言って「みかじめ料」名目で現金73万円を脅し取ろうとした疑いが持たれている。
警察が男性からの被害届を受け事件が発覚。7月10日に首藤容疑者の知人の男2人(30代)を逮捕し、その後の捜査から容疑が固まったとして首藤容疑者を逮捕した。
県警はいずれの認否も明らかにしていないが、家宅捜索などで容疑の裏付けを進めている。