静岡地検浜松支部は、2023年に開催された「浜松まつり」で、暴力団関係者と知りながら露店の出店権利をだまし取る手助けをしたとして、詐欺ほう助の疑いで逮捕されていた「静岡県西部街商協同組合」の理事長だった男性(79)について、4月2日付けで処分保留のまま釈放しました。同支部は、処分保留の理由を明らかにしていない。
静岡地方検察庁浜松支部
男性は、2023年5月に開催された「浜松まつり」、すでに詐欺の疑いで逮捕されている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系二代目國領屋一家傘下「四代目宮野組」組長・和田強容疑者(72)=浜松市浜名区小松=の関係者から出された露店の出店許可申請であると知りながら、浜松まつり組織委員会に提出し、露店出店権をだまし取る手助けをした詐欺ほう助の疑いで逮捕されていた。