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露店の出店権利を詐取 山口組系「國領屋一家」総長に懲役2年の実刑判決

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 静岡地裁浜松支部で18日、2024年に開催された3つの祭りで、暴力団関係者であることを隠して露店の出店権利をだまし取った詐欺の罪に問われた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系二代目國領屋一家総長・戸塚幸裕被告(55)=浜松市中央区上島4丁目=ら3人の判決公判が開かれ、同支部は「祭りや主催者に対する市民の信頼が低下した恐れ」を指摘し、戸塚被告に懲役2年、他の2人に懲役1年6か月・執行猶予3年の判決を言い渡し、露店の売上金にあたる追徴金あわせて858万200円を連帯して支払うよう命じた。

静岡地方裁判所浜松支部

静岡地方裁判所浜松支部

 戸塚被告ら3人は、2024年4月から8月にかけて磐田市と浜松市で開かれた「浜松まつり」や「いわた大祭り」など、3つの祭りで、暴力団関係者であることを隠して計42店の露店を出店する権利をだまし取り、たこ焼きやフルーツ飴、じゃがバターなどの露店を出店したとされる。

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