還付金詐欺で女性に現金詐取 道仁会系幹部・西村達哉被告を5度目の逮捕

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　熊本県警は３日、住所不定、指定暴力団・道仁会系幹部・西村達哉被告（２８）＝職業安定法違反などで起訴＝を、電子計算機使用詐欺と窃盗の容疑で再逮捕した。県警は西村被告の認否を明らかにしていないが今回で５度目の逮捕となる。

熊本県警察本部

　西村被告は仲間と共謀して２０２４年７月１日、兵庫県三木市の女性（６６）宅に市職員などを装って電話をかけ、「医療費の還付金があり、手続きされていない」などとウソを言って現金４７万４５６０円を口座に振り込ませ、このうち４０万円を東京都世田谷区のATMで引き出し盗んだ疑いが持たれている。　事件では、特殊詐欺の「出し子」として土木作業員の男（３１）＝熊本市東区＝がすでに窃盗罪などで起訴されていて、県警は、西村被告が土木作業員の男に指示を出していたとみている。