路上で男性1人に暴行して骨折などのケガ負わす 道仁会系幹部ら男4人を逮捕

　熊本県警菊池署は、熊本県菊池市の路上で男性をゴルフクラブで殴るなどして骨折などのケガを負わせたとして、指定暴力団・道仁会系幹部・篠塚祐一容疑者（４４）＝熊本県熊本市西区上熊本＝と、道仁会系幹部・杉本誠志容疑者（４９）＝熊本県玉名市繁根木＝、道仁会系組員（２６）＝住所不定＝、自称会社員の男（２０）＝熊本市中央区迎町＝の４人を傷害の疑いで逮捕した。

熊本県菊池警察署

　４人は今月１日午前４時ごろ、菊池市隈府の路上で飲食店から出てきた男性（４０代）１人の顔や上半身をゴルフクラブで殴り、肋骨骨折などの重傷を負わせた疑いが持たれている。目撃者が１１０番通報し、警察官が駆け付けた時には４人はすでに現場から逃走していた。４人は車で現場に来ていて、車のナンバーや周辺の防犯カメラ映像の捜査などから４人を特定して逮捕した。

　県警は「捜査に支障がある」として４人の認否を明らかにしていないが、この事件前から４人と男性の間に何らかのトラブルがあったとみて、犯行の動機や詳しい経緯などを調べている。