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宮城県警若林署は、虚偽の申請で住宅ローンを組み金融機関から2400万円をだまし取ったとして、指定暴力団・稲川会系三代目紘龍一家・「櫻中組」組長・櫻中正彦(桜中正彦)容疑者(58)=宮城県仙台市青葉区宮町4丁目=と、会社員・太田英幸容疑者(50)=宮城県七ヶ浜町東宮浜=ら3人を詐欺の疑いで逮捕した。
宮城県若林警察署
3人は2022年8月、住宅ローン関係書類に暴力団の関与はないと虚偽の記載で融資を申し込み、宮城県多賀城市内の金融機関から現金2400万円をだまし取った疑いが持たれている。
同署は「捜査に支障が出る」として3人の認否を明らかにしていないが、櫻中容疑者らは、詐取した融資金で仙台市内の中古マンション1室を購入していて、このマンション1室が暴力団の組事務所に使われていたとみて調べを進めている。