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絆会系「由仁総業」組長銃撃事件 山口組系一心会傘下「芦川会」元組員に懲役18年を求刑

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 津地方裁判所で24日、2022年5月に三重県伊賀市で指定暴力団・絆會系「由仁総業」の谷奥由浩組長を拳銃で撃ち、殺害しようとしたとして殺人未遂などの罪に問われている、当時・特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目一心会傘下「芦川会(旧・三代目三瓶組)」組員・清水勇介被告(27)=茨城県水戸市=の初公判が開かれ、検察側は懲役18年を求刑した。

清水勇介容疑者(26)

清水勇介容疑者(逮捕当時)

 事件当時、芦川会組員だった清水被告は2022年5月10日午前11時半ごろ、伊賀市内の病院の駐車場で谷奥組長の足などを拳銃で撃ち、殺害しようとした罪に問われている。清水被告は、事件の4日後の14日午後に千葉県内の警察署に出頭した。

 24日の公判で検察側は、「日中の病院の駐車場で敢行され、第三者を巻き込みかねない危険で悪質な犯行」などとして、清水被告に懲役18年を求刑した。

 一方、弁護側は「足などを狙っていて、殺意は未必の故意にとどまる」などと主張した。清水被告は「拳銃を撃ってケガを負わせたことに間違いないが、殺すつもりはなかった」と殺意を否認していた。

 判決は3月20日に言い渡される予定。

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