組長ら3人の恐喝事件を受け 道仁会系「福田組」事務所などを家宅捜索

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　福岡県警は２７日、福岡県内の男性から現金１２００万円を脅し取ったとして、指定暴力団・道仁会系「二代目福田組」組長・三笠正貴容疑者（４８）＝久留米市＝と、福田組幹部・山口健一郎こと山口圭一朗容疑者（３７）＝久留米市＝ら男女３人が、今月２４日に恐喝容疑で逮捕された事件で、午前１０時半前ごろから福田組の組事務所など関係先の家宅捜索を行った。

福田組事務所などを家宅捜索

　三笠容疑者ら３人は共謀して２０２３年２月、福岡市東区の会社事務所内で、無職の女を通じて知り合った自営業の男性（４２）ら２人に対し、「俺の顔ば潰す気か」「俺たちはケツもちしよるとぞ」「親父がここまで出てきとるのに貸さんとありえん」などと言って、現金１２００万円を脅し取った疑いが持たれている。

福田組事務所

　県警は３人の認否を明らかにしていないが、脅し取った現金が暴力団の資金源になっていた可能性があるとみて、金の流れなどを詳しく調べている。