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組員による店舗の転居強要未遂 共政会系「正木組」を3回目の家宅捜索

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 広島県警広島中央署と組織犯罪対策2課は27日午前、飲食店の男性経営者を脅し、義務のない転居をさせようとしたとして、指定暴力団・六代目共政会系「正木組」幹部・宮田紀之容疑者(47)=広島市中区田中町、恐喝容疑と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)容疑で処分保留=が強要未遂容疑で再逮捕された事件を受け、正木組の事務所を捜査員14人態勢で家宅捜索した。今年10月下旬以降、正木組の事務所が家宅捜索を受けるのは3回目となる。

組員による店舗の転居強要未遂 共政会系「正木組」を3回目の家宅捜索

共政会系正木組を3回目の家宅捜索

組員による店舗の転居強要未遂 共政会系「正木組」を3回目の家宅捜索

 宮田容疑者は2022年7月3日、広島市中区にある接待を伴う飲食店の男性経営者(20代)に対し、電話で「お前もう広島出て行かんといけんじゃろうが」、「ヤクザあもう見とったらダメやで」、「写真俺の周りの人間にばらまいとくけぇ」、「見つけたら一報入れてくれって皆に言うとくけぇ」などと言って脅し、義務のない転居をさせようとした強要未遂の疑いで今月24日に再逮捕されていた。男性が応じなかったため、未遂に終わっていた。

 調べに対し、宮田容疑者は黙秘しているが、同署などは正木組の組織的な関与を視野に捜査を進めている。

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