神戸市の男性死亡事件 韓国籍の男を殺人容疑から傷害致死罪に切り替えて起訴

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　神戸地検は１９日、今年１月に神戸市長田区の民家で警備員の中谷伸一さん（当時５９）の遺体が見つかった事件で、殺人容疑などで逮捕されていた無職・木川徹こと呉英哲容疑者（５４）＝韓国籍・神戸市長田区＝を傷害致死罪に切り替えて起訴した。

神戸地方検察庁

　呉容疑者は今年１月１２日未明、神戸市兵庫区にある中谷さんの自宅で顔面を殴るなどして硬膜下血腫の傷害を負わせたとされる。

　暴行を受けた直後の中谷さんは生きていたとみられ、すでに逮捕されている特定抗争指定暴力団・絆會組員で「新誠会」会長・森江孝利容疑者（５４）＝同市長田区＝と、無職・佐々岡弘容疑者（４１）＝同市兵庫区＝、無職・佐野義樹容疑者（４４）＝同市西区＝の３人が、中谷さんを呉容疑者の自宅に運んで放置し、死亡させたとされる。

　地検は呉容疑者の認否を明らかにしていない。