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神戸山口組系「古川組」組長銃撃の報復か 山口組系「司興業」傘下会長宅に発砲 男2人逮捕

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 兵庫県警は8日、2020年11月に兵庫県尼崎市南武庫之荘の3階建ての住宅に拳銃を発射し、外壁2か所と玄関を損壊したとして、塗装業・金沢延泰容疑者(34)=尼崎市西昆陽=と、無職・登川太樹容疑者(39)=別事件で鳥取刑務所に服役中=を銃刀法違反(発射)と建造物損壊の疑いで逮捕した。

山口組系司興業傘下「琉真会」の事務所に発砲-複数の弾痕

発砲事件当時(2020年11月18日)

山口組系司興業傘下「琉真会」の事務所に発砲-複数の弾痕

 金沢容疑者と登川容疑者の2人は2020年11月18日午前0時15分頃、、当時特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目司興業」傘下「琉真会」会長の自宅兼組事務所だった、南武庫之荘にある3階建ての住宅に拳銃を複数回発射し、外壁2か所と玄関ドア1か所を損壊した疑いが持たれている。当時、家の中には男女計2人がいたが、ケガはなかった。

 付近の防犯カメラには、同時間帯に2人乗りのスクーターが走る姿が写っていて、県警がこの事件に使われた盗品とみられるスクーターを別の人物から譲り受けたとして、金沢容疑者を今年1月に逮捕していた。

 この事件前の11月3日には、司興業幹部ら2人が警察官を装って当時、特定抗争指定暴力団神戸山口組系「三代目古川組」組長と幹部の2人を呼び出したうえ、尼崎市内の路上で銃撃して重傷を負わせた事件が発生していた。

 2人は事件当時、神戸山口組の関係者だったとみられ、県警はこの事件の報復で銃弾を撃ち込んだ可能性が高いとみて調べている。

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