宮城県警気仙沼署は、気仙沼市の漁港で知人の男性漁師に集団で殴る蹴るなど暴行を加えケガを負わせたとして、指定暴力団・住吉会傘下幹部(35)=宮城県気仙沼市=と、漁師の男(30)=同=、無職の男(29)=同=の3人を傷害の疑いで逮捕した。
気仙沼警察署
3人は今月19日午前11時40分頃、気仙沼市内の漁港で普段から仲間同士で付き合いのある男性漁師(20代)に対し、集団で殴る蹴るなどして顔面打撲などの軽傷を負わせた疑いが持たれている。
調べに対し、住吉会傘下幹部は「被害にあった男性の言動が気に入らなかった」などと容疑を認め、漁師は「やっていません。見ていただけです」などと容疑を否認、無職の男は「弁護士が来てから話します」と認否を保留している。
県警は、犯行当時の詳しい状況や経緯、動機などを調べている。