静岡県警沼津署は7日、静岡県内在住の男性3人に暴力団である事を示した上、弱みにつけ込み金品の要求したなどとして、指定暴力団・稲川会系「四代目森田一家」組員(50)=神奈川県平塚市山下=に対し、暴力団対策法に基づく中止命令を発出した。
静岡県沼津警察署
組員は今年4月22日、静岡県東部在住の面識のある50代の男性と40代の男性2人に対し、暴力団員であること示した上で、相手の弱みにつけ込み言いがかりをつけ、「落とし前」名目などで金品を要求したとされる。
この組員は今年4月、50代の男性に不動産関係の仕事の紹介料などを支払うよう因縁をつけて、現金を脅し取ろうとしたなどして9月に恐喝未遂の疑いで逮捕されていた。その後の捜査から、50代男性とは別に、40代の男性2人にも同様の被害があった事が発覚した。