元組員に危害を加える目的で凶器準備して集合 旭琉會系「富永一家」総長ら5人を逮捕

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　沖縄県警組織犯罪対策課と沖縄署は１９日、沖縄県内在住の元組員の男性に凶器で危害を加えようと組員らを集めたとして、指定暴力団・旭琉會系「三代目富永一家」総長・糸数真容疑者（６９）＝沖縄市＝と、富永一家幹部で「真道組」組長・親富祖淳也容疑者（４８）＝浦添市＝の２人を凶器準備結集の容疑で逮捕した。また、糸数容疑者らの指示に従い那覇市松山の路上に集まったとして、同幹部・又吉功容疑者＝浦添市＝と同・平良燦梧容疑者＝同＝、飲食店従業員の男＝那覇市＝の３人を凶器準備集合の疑いで逮捕した。

沖縄県警沖縄警察署

　糸数容疑者と親富祖容疑者は２０２３年９月１７日午後１１時５０分ごろ、元組員の男性（３０代）に危害を加える目的で又吉容疑者らに凶器を持って集まるよう指示を出した疑いが持たれていて、又吉容疑者ら３人は凶器を所持して那覇市松山の路上で、男性に危害を加えてケガを負わせたという。目撃者の１１０番通報を受けて事件が発覚し、同署が捜査して逮捕した。

　県警は「捜査に支障がある」として５人の認否を明らかにしていないが、傷害容疑での立件も視野に捜査している。