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最高裁:「餃子の王将」社長射殺事件で弁護側特別抗告を棄却

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 最高裁第2小法廷(尾島明裁判長)は6日付で、2013年に 「餃子の王将」を展開する王将フードサービスの社長だった大東隆行さん(当時72)が射殺された事件で、殺人罪などで起訴された特定危険指定暴力団工藤會系「石田組」幹部・田中幸雄被告(58)の公判について、裁判員裁判の対象外とした一審・京都地裁、二審・大阪高裁の決定を支持し、弁護側の特別抗告を棄却した。

最高裁判所

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 今回の決定で、田中被告の公判は裁判官のみで審理されることが決定した。裁判員法は、裁判員に危害が及ぶ恐れがある場合などに裁判員裁判の対象から除外できると規定している。

 田中被告は仲間らと共謀して2013年12月19日午前5時45分ごろ、京都市山科区の王将フードサービス本社前で、大東さんの腹部や胸に向けて拳銃を発砲し射殺したとされる。死因は失血死だった。

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