愛知県警は20日、無許可営業の風俗店から犯罪収益と知りながら現金を受け取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目岸本組」若頭で、「二代目山本組」組長・山本信一容疑者(48)=愛知県あま市=を組織犯罪処罰法違反の容疑で逮捕した。
押収品
山本容疑者は2024年4月から8月にかけて、無許可営業で摘発された愛知県豊田市内の風俗店から、犯罪収益と知りながら現金15万円を受け取った疑いが持たれている。この店は女性店員に接待をさせるなど無許可で風俗営業をしたとして、実質的経営者の男をすでに逮捕していて、携帯電話の解析などから山本容疑者との現金のやり取りが発覚した。
県警は山本容疑者の認否を明らかにしていないが、この風俗店から「みかじめ料」名目で毎月3万円を受け取っていたとみて調べている。