無許可営業していた飲食店で17歳少女を雇用し客に接待 住吉会傘下組員を再逮捕

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　宮城県警石巻署は１５日、宮城県石巻市で県公安委員会から風俗営業の許可を受けずに、無許可で飲食店を営業していたとして今年７月に逮捕されていた、指定暴力団・住吉会傘下組員・野崎玄貴容疑者（２９）＝宮城県石巻市千石町＝について、新たに１７歳の少女を雇用して客の接待をさせていたとして風営法違反の疑いで再逮捕した。一方、仙台地検は１５日付けで無許可で風俗営業していた容疑については、野崎容疑者を処分保留とした。

７月に摘発された飲食店「ミックスバー シェリ」

　野崎容疑者は２０２３年１０月ごろから２０２４年６月下旬までの間、自身が実質的に経営する石巻市立町２丁目の飲食店「mixbar Chéri（ミックスバー シェリ）」で、１８歳に満たないことを知りながら１７歳の少女を雇用し、客の接待をさせていた疑いが持たれている。

　同署は７月４日にこの飲食店を摘発し、同月２６日に野崎容疑者を逮捕していたが、その後の捜査から店の出勤簿などを調べたところ、１７歳の少女を働かせていたことが発覚した。

　同署は「捜査に支障がある」として野崎容疑者の認否を明らかにしていないが、この店の売上金の一部が暴力団の資金源になっていたとみて調べを進めている。