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浪川会系「神宮組」組長宅に手榴弾を投げ込み爆発 道仁会系「前田一家」総長ら4人を逮捕

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 佐賀県警は8日までに、指定暴力団・浪川会系「神宮組」組長を殺害しようと、組長の事務所兼自宅に手榴弾を投げ込み爆発させたとして、指定暴力団・道仁会幹部で「三代目前田一家」総長・水上強容疑者(53)や、同幹部・深川裕樹容疑者(59)ら男4人を組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂、組織的建造物損壊)などの疑いで逮捕した。また、この事件の証拠隠滅に関わったとして20歳から24歳の男3人も逮捕した。県警はいずれの認否も明らかにしていない。

浪川会系神宮組組長宅に爆発物投げ込まれる

被害にあった浪川会系神宮組組長宅

浪川会系神宮組組長宅に爆発物投げ込まれる

 水上容疑者ら4人は共謀して2023年1月14日早朝、神宮組組長を殺害しようと、佐賀市大財にある神宮組事務所兼自宅に手榴弾を投げ込み爆発させた疑いなどが持たれている。組長宅は3階バルコニーの床面や外壁が損壊し、窓ガラスが割れるなどの被害があったものの、ケガ人はいなかった。県警は暴力団抗争の可能性もあるとみて捜査を進め、周辺の防犯カメラ映像などから4人の関与が強まり逮捕した。

 事件の約5時間半前には、近くの繁華街で浪川会系組員らによる複数人の乱闘騒ぎが起きていて、県警は関連を調べている。

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