浅野組系「中岡組」幹部らにみかじめ料授受などを禁ずる再発防止命令

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　広島県公安委員会は１０日、みかじめ料名目で現金の授受を繰り返したとして広島県暴力団排除条例違反の罪で有罪判決を受けた、指定暴力団・五代目浅野組系「三代目中岡組」幹部・原田敏治容疑者（４４）＝福山市川口町３丁目＝と、みかじめ料を渡したとして書類送検された飲食店の男性経営者（３０代）に対し、暴力団対策法に基づく再発防止命令を出した。

広島県公安委員会

　原田被告は２０２２年１月ごろから２０２４年９月ごろまでの間、暴力団排除特別強化地域の福山市松浜地区のラウンジなどの経営者らから、複数回にわたってみかじめ料を受け取っていたとして、県暴力団排除条例違反罪で懲役１年、執行猶予３年の判決を受けた。

　県公安委は、同様の行為を繰り返す恐れがあるとして、みかじめ料の授受などを禁じる再発防止命令を発出した。命令の効力は２０２６年２月９日までの１年間。