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北海道警苫小牧署は、2022年4月に暴力団員である事を隠して東京都の資金移動業者が提供する電子決裁サービスのアプリに登録したなどとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「茶谷政一家」組員・佐藤泰史容疑者(46)=札幌市中央区南7条西5丁目=を詐欺の疑いで逮捕した。
北海道札幌方面苫小牧警察署
佐藤容疑者は2022年4月13~22日、暴力団員等の登録を拒否している東京都港区の資金移動業者が提供する電子決裁サービスのアプリに、暴力団員ではないと偽ってアカウントを開設し、プリペイドカードを発行させるなどした疑いが持たれている。
開設したアプリのアカウントとプリペイドカードは、店頭での支払いやインターネットでの買い物などに使える決裁サービスで、アプリの利用規約では、暴力団員等の登録を拒否する旨が明記されていた。
調べに対し佐藤容疑者は「申請時に規約は読んでいない」と容疑を否認しているが、同署は余罪や共犯の有無などについて調べを進めている。