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池田組系「村上組」組長を刺傷して出頭した男を殺人未遂容疑で再逮捕

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 岡山南警察署は20日午前、今月10日に出刃包丁を所持して「組長を刺した」などと出頭し、銃刀法違反の容疑で現行犯逮捕された、自称無職・飯尾章二容疑者(70)=岡山県津山市井口=を殺人未遂容疑で再逮捕した。調べに対し飯尾容疑者は、「詳しい状況は覚えていませんがケガをさせたと認識しております。殺意を持ったことはありません」と殺意については否認している。

岡山県岡山南警察署

岡山県岡山南警察署

 飯尾容疑者は4月10日午前10時ごろ、岡山市北区の特定抗争指定暴力団池田組顧問で「村上組」の村上平衛組長(77)の自宅兼組事務所の敷地内で、持っていた出刃包丁で村上組長の首の後ろを1回刺し、ケガを負わせた疑いがもたれている。村上組長は深さ約10センチの刺し傷を負ったが、命に別条はなかった。

 同日、飯尾容疑者は「組長を刺した」と岡山南警察署に出頭し、長さ15.5cmの出刃包丁を所持していた疑いで現行犯逮捕され、その後の捜査から殺人未遂容疑で再逮捕した。飯尾容疑者と村上組長はかつて同時期に指定暴力団・六代目山口組大石組に所属していたという。

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