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母親の交際相手宅で包丁を所持して暴れる 山口組系「誠友会」傘下組員を逮捕

 北海道警江別署は25日、24日夜に北海道江別市で正当な理由がないのに包丁を所持したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「五代目誠友会」傘下組員で自称塗装工・鵜束心容疑者(24)=住所不詳=を銃刀法違反の疑いで逮捕した。

北海道札幌方面江別警察署

北海道札幌方面 江別警察署

 鵜束容疑者は24日午後9時40分ごろ、母親が交際相手と同居している江別市内の住宅敷地内で、正当な理由がなく刃渡り16センチの包丁1本を所持した疑いが持たれている。

 母親の交際相手から「トラブルでもめている」と110番通報があり、駆けつけた警察官が暴れていた鵜束容疑者を取り押さえた。当時、鵜束容疑者は母親らと金銭を巡ってトラブルになっていて、何度もインターホンを鳴らしたり、玄関ドアを叩いたりして暴れていたという。

 警察官が、家の敷地内にタオルにくるまった刃渡り16センチの文化包丁を発見した為、インターホンのカメラ映像などを確認したところ、鵜束容疑者が腰元に包丁を携えている様子が写っていて、裏付け捜査から容疑を固め逮捕した。この家には、母親と交際相手の男性と子供も一緒に住んでいたが、事件当時、家には母親と交際相手の2人だけだった。

 調べに対し、鵜束容疑者は「包丁を持ってきていませんし、逮捕状の事実に携帯と書いているけれども、それは警察官のウソです」などと話し、容疑を否認していて、同署は、事件の経緯などを詳しく調べている。

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