警視庁暴力団対策課は27日までに、今月25日夜に東京都新宿区歌舞伎町のビル一室で、客にポーカー賭博をさせて手数料を徴収したとして、違法カジノ賭博店「エース」の店長の男(40)=新宿区百人町2丁目=を賭博開帳図利などの疑いで現行犯逮捕し、従業員の男女3人も同ほう助などの疑いで現行犯逮捕した。調べに対し、4人はいずれも容疑を認めている。
押収品
このカジノ賭博店は看板などを出していない「会員制」で、約250人ほどの会員がおり、少なくとも2022年6月から毎日営業し、これまでに約1億4千万円の売り上げがあったとみられている。
警視庁に違法賭博店の情報提供があり、捜査を進めて今月25日夜に摘発。賭博をしていた客の男ら4人も現行犯逮捕された。警視庁は、売上金の一部が暴力団に流れていたとみて、金の流れなど全容解明を進めている。