石川県警は5日、石川県小松市の芦城公園で桜の花見時期に露店を出店しようと、市から不正に使用許可をだましとったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目一会幹部で、「上原組」組長・上原年雄こと上原俊男容疑者(70)=小松市東町=と、一会組員・中島洋二容疑者(47)=加賀市山代温泉=、小松市と加賀市の露天商の男女らあわせて7人を詐欺の疑いで逮捕した。
石川県警察本部
上原容疑者らは今年3月27日から4月15日までの間、小松市の芦城公園に露店を出すことを計画し、管理する市に対して暴力団とは関係ない旨を記載した虚偽の申請書を2回にわたり提出し、公園の使用許可を詐取した疑いが持たれている。