福岡地検で26日、2010年の暴追運動リーダー宅の発砲事件や、2011年の建設会社会長射殺事件など、4つの事件に関与したとして組織犯罪処罰法違反などの罪に問われている、特定危険指定暴力団・工藤會幹部で「瓜田組」組長・瓜田太被告(59)の裁判が開かれ、検察側は、瓜田被告に無期懲役を求刑した。
逮捕前の瓜田太被告(2011年11月)
論告求刑で検察側は、「共犯者の供述や証言は信用できる」などとして、瓜田被告の共謀を認定できると主張。その上で「犯行の中心的役割を担い刑事責任は重大」などとして、瓜田被告に無期懲役を求刑した。
弁護側の最終弁論は2023年2月20日に予定されている。