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北海道警札幌東署は1日、2022年7月に札幌拘置支所の駐車場で、知人男性を棒のようなもので殴ってケガをさせたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目誠友会」組員・三上和義容疑者(44)=札幌市白石区東札幌=を傷害の疑いで逮捕した。調べに対し、三上容疑者は「被害者には当たっていない」などと容疑を否認している。
北海道警札幌東警察署
三上容疑者は2022年7月5日午後10時ごろ、札幌市東区東苗穂にある札幌拘置支所の駐車場内で、会社役員の知人男性(40代)を棒のようなもので殴り、右腕に全治約2週間のケガを負わせた疑いが持たれている。
拘置所では、収容者は1日に1回しか面会できず、三上容疑者が収容者と面会しようと訪れたところ、すでに男性がその収容者と面会していて、三上容疑者はその日面会できず、聞いてほしいことを聞いていなかったことに腹を立て犯行に及んだという。
事件を目撃した人からの110通報で、警察官が駆け付けた際には三上容疑者は立ち去っていた。その後、行方がわからなくなっていたが、1日午後に札幌市中央区の中島公園にいるところを発見され、逮捕された。
同署は、詳しい経緯などを調べ、容疑の裏づけをすすめている。