工藤會系「田中組」幹部・洲崎秀輝被告の控訴審 控訴を棄却

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　福岡高裁（平塚浩司裁判長）で２０日、北九州市で２０１１年に建設会社の会長射殺事件など、特定危険指定暴力団・工藤會が主導したとされる５つの事件で、殺人罪などに問われ、一審の福岡地裁で懲役３０年（求刑・無期懲役）の判決を言い渡された、工藤會系「六代目田中組」幹部・洲崎秀輝被告（５６）の控訴審が開かれ、平塚裁判長は一審判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。

福岡高等裁判所

　一審・福岡地裁では、４つの事件について有罪、１つの事件については無罪とした上で、洲崎被告に懲役３０年の判決を言い渡していた。洲崎被告は判決を不服として上告していた。