岡山県津山市で発砲事件 撃たれた神戸山口組系「宅見組」傘下組員は軽傷

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　２５日午後４時１０分ごろ、岡山県津山市昭和町のガソリンスタンド「丸紅エネルギー」で、同店の店員から「発砲事件です。指定暴力団・神戸山口組系組員の男が撃たれた」と１１０番があった。

岡山県津山警察署

　駆け付けた津山署員が付近で拳銃を所持していた指定暴力団・六代目山口組系大石組の元幹部で自称・作業員・飯尾章二容疑者（６３）＝自称・山口県下関市＝を銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕し、所持していた拳銃１丁を押収した。

　発砲は１発で、発砲されたのは神戸山口組系二代目宅見組幹部で「四代目杉本組」の大山義明組長（３０代）＝岡山県内在住＝とみられていて、銃弾は当たっていないが、右肩に軽い傷を負っていて命に別条はないという。

　国内では神戸山口組と山口組との抗争事件が続いていて、県警は飯尾容疑者の身元確認や犯行動機などを調べている。

　県内では５月、岡山市南区豊成のマンションで、神戸山口組系池田組幹部＝当時（５５）＝が射殺される事件があり、山口組系組員が逮捕されている。