女性客がコンビニに置き忘れた財布を持ち去る 極東会傘下組員を逮捕

　埼玉県警東入間署は２４日、早朝のコンビニエンスストアで女性客が置き忘れた財布を持ち去ったとして、指定暴力団・極東会傘下組員（６１）＝自称・埼玉県ふじみ野市福岡武蔵野＝を遺失物横領容疑で逮捕した。

埼玉県東入間警察署

　男は２０２４年８月２４日午前５時４５分ごろ、ふじみ野市のコンビニエンスストアで、レジカウンター上に置かれていたふじみ野市在住のパート女性＝（当時４２）＝の現金約２万円や免許証などが入った財布１個（時価２万円相当）を持ち去った疑いが持たれている。

　被害者の女性が同コンビニで買い物をして店を出た後、カウンターに財布を忘れたことに気付いて店に戻ったところ、財布が無くなっていた。その場で従業員に防犯カメラ映像の確認をしてもらい、財布を持ち去る男が映っていたため、同従業員が１１０番通報した。

　同署は防犯カメラなどの捜査から男を特定し、今月２２日午前に男が留守だった自宅を家宅捜索。その後、男が家宅捜索を知り２４日午前に同署に出頭した。調べに対して、男は「記憶にありません」と否認している。