岡山県警玉島署は27日までに、2024年の大晦日に岡山県倉敷市内のパチンコ店駐車場内で、日本刀のようなもので切り付けたり、車を衝突させてケガを負わせたるなどの乱闘したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下「三代目妹尾組」組員(22)=倉敷市連島中央=と、会社役員の男(24)=倉敷市神田=を傷害の疑いで、無職の男(23)=倉敷市水江=と、職業不詳の男(27)=住所不詳=を暴力行為等処罰法違反の疑いで、それぞれ通常逮捕した。
岡山県玉島警察署
妹尾組組員と会社役員の男は共謀して2024年12月31日午後4時半ごろ、倉敷市のパチンコ店駐車場で無職の男を日本刀のようなもので複数回切り付け、会社役員の男は乗用車を運転して無職の男に衝突させてケガを負わせた疑いが持たれている。
一方、無職の男と職業不詳の男は共謀して、その場で妹尾組組員をそれぞれ殴打したり、金属製の棒のようなものを振り回すなどの暴行をした疑いが持たれている。
目撃者からの110番通報を受けて事件が発覚。その後の所要の捜査からそれぞれの容疑を特定し、今月22日から27日にかけて逮捕した。
同署は「捜査に支障がある」として4人の認否を明らかにしていないが、他にも関与した者がいる可能性も視野に調べを進めている。