四国中央市の射殺事件で逃走中だった「池田組」若頭に潜伏先提供 男を犯人蔵匿罪で起訴

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　松山地検は２８日、今年１月に愛媛県四国中央市のスターバックスコーヒーで男性が射殺された事件で、殺人罪などで起訴された特定抗争指定暴力団・池田組若頭で「功龍會」会長・前谷祐一郎被告に潜伏先の住宅を提供し匿っていたとして、建設業「土井工業」社長・土井竜司容疑者（５９）＝岡山市南区福富西＝を犯人蔵匿の罪で起訴した。

松山地方検察庁

　土井被告は、前谷被告が今年１月１４日に四国中央市のスターバックスコーヒーで知人の石川雄一郎さん（当時４９）を射殺した後、公開指名手配され逃亡中と知りながら、今年１月下旬から３月５日まで岡山県倉敷市内の知人名義の住宅に匿った疑いが持たれている。

　検察は土井被告の認否を明らかにしていないが、前谷被告は約５０日にわたる逃亡の末、３月５日に潜伏先の倉敷市の住宅で逮捕された。