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包丁所持の男が池田組系「村上組」組長を刺したと出頭 組長は治療中で命に別状なし

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 岡山県警岡山南署は10日午前10時すぎ、特定抗争指定暴力団池田組顧問で「村上組」の村上平衛組長を包丁で刺したなどと話し、包丁を所持して出頭してきた自称無職・飯尾章二容疑者(70)=岡山県津山市井口=を銃刀法違反の現行犯で逮捕した。村上組長は負傷して病院で治療を受けているが命に別状はないという。

岡山県岡山南警察署

岡山県岡山南警察署

 飯尾容疑者は10日午前10時20分頃、岡山南警察署で正当な理由がなく刃体約15.5センチの出刃包丁1本を所持していたとして銃刀法違反の現行犯で逮捕された。飯尾容疑者は出頭した際に、「村上組長の自宅で組長を刺した」などと話していて、同署は飯尾容疑者との関連を捜査している。

 調べに対し、飯尾容疑者は「私が出刃包丁を持っていたことに間違いありません」と容疑を認めていて、同署は殺人未遂や暴力団同士の抗争との関連も視野に調べを進めている。

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