大阪府和泉市の住宅の花壇に遺体を遺棄したとして、塗装会社の社長らが逮捕された事件で、遺体が一時、会社のガレージに隠されていたことが分かった。
大阪府警察本部
塗装会社社長の男(47)や神戸山口組系二代目宅見組傘下「二代目西野組」若頭・最上伸吾容疑者(50)ら6人は今年3月、元宅見組傘下組員で、自営業・小田一博さん(54)=大阪市城東区=(当時54)の遺体を和泉市内の住宅の花壇に埋めた、死体遺棄の疑いが持たれている。
府警のその後の捜査から、社長の男らは今年2月に小田さんの遺体を車に乗せた状態で大阪府高石市にある塗装会社のガレージに隠し、3月に和泉市に運んで花壇に埋めたとみられることが分かった。
社長の男らは、死亡した小田さんとの間に金銭トラブルを抱えていて、遺体の頭には拳銃で撃たれたような傷があり、殺人の疑いも視野に捜査している。