警視庁は、偽造した運転免許証を使って高級腕時計をだまし取ったなどとして、準暴力団・「チャイニーズドラゴン(怒羅権)」関係者・宮地紀樹容疑者(44)と、松井繁信容疑者(38)の2人を逮捕した。
警視庁本部
松井容疑者は、腕時計レンタルサイトから偽造した運転免許証などを使って高級ブランドの「ブルガリ」の腕時計(時価40万円相当)をだまし取った疑いが持たれている。また、宮地紀樹容疑者は東京都品川区の質店で偽造免許証を示して、この腕時計を30万円で売却したとして逮捕した。調べに対し、宮地容疑者は容疑を否認し、松井容疑者は容疑を認めている。
宮地容疑者の関係先からは偽造運転免許証が10枚以上押収され、他人名義のクレジットカードを作りマンションを契約するなどしていたと見られている。2人はほかにも、偽造免許証でクレジットカードを作るなどしたとみられ、被害総額が700万円を超えるとみられている。