仙台市で知人男性にスタンガン強盗 住吉会系「西海家」傘下組員ら3人を逮捕

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　宮城県警は８日、今年５月に仙台市のコインパーキングで、３０代の男性が２人組にスタンガンなどで襲われ、腕時計（時価８０万円相当）が奪われた事件で、指定暴力団・住吉会系「九代目西海家」傘下組員・平間利幸容疑者（３３）＝青葉区台原６丁目＝と、兄のアルバイト・平間誠容疑者（３５）＝神奈川県横浜市＝、平間両容疑者の叔父で建設業・鈴木勝也容疑者（４８）＝宮城県村田町菅生＝の３人を強盗傷害の疑いで逮捕した。このうち、平間両容疑者は今年１０月に別の傷害事件などで逮捕されていた。

事件のあったコインパーキング

　この事件は５月２６日午前１時頃、太白区長町５丁目の複合ビル２階部分にあるコインパーキングで、仙台市に住む３０代男性が自分の車に乗ろうとしたところ、突然２人組にスタンガンと棒のようなもので襲われ、身に着けていた腕時計を奪われたもの。男性は右腕を骨折する重傷を負ったほか、全身を打撲するなどケガを負ったが命に別条はなかった。２人が男性を襲い１人が運転役などを務めたとみられている。

　県警は「捜査に支障が出る」として３人の認否を明らかにしていないが、３人は親戚関係でうち平間両容疑者の２人は被害者男性と面識があり、被害者男性を狙った計画的犯行とみられ、調べを進めている。