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九州誠道会系組長射殺事件 道仁会系組員の供述通り拳銃を川底から発見

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 福岡、熊本両県警の合同捜査本部は12日、福岡県大牟田市の路上で2008年9月、指定暴力団・九州誠道会系の井場徹組長(当時50歳)が射殺された事件で、別の事件で逮捕した指定暴力団・道仁会系組員の供述通り、大牟田市と福岡県みやま市の境を流れる隈川の川底から回転式拳銃を発見した。犯行に使われた拳銃かどうか調べ、殺人事件への関与を追及する。

福岡県警察本部

福岡県警察本部

 捜査関係者によると、拳銃が見つかった場所は射殺現場から北へ約1キロ離れており、同日午前から川をせき止めて捜査員約40人で捜索し、夕方に川底から銀色の拳銃を見つけた。

 捜査本部は1月下旬、携帯電話の不正利用事件で熊本市に本拠を置く道仁会傘下組織の組員2人を逮捕。その後の捜査で井場組長殺害事件に関与した疑いが浮上した。うち1人は犯行に使われた拳銃が捨てられた場所や拳銃の形状を詳細に供述しており、捜査本部は川を捜索していた。拳銃の形状は供述と一致するという。

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