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稲川会に対するヤミ金損害賠償訴訟 損害金約1100万円を賠償し和解が成立

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 指定暴力団・稲川会の二次団体による静岡県内最大規模のヤミ金事件の被害者10人から、稲川会総裁(84)や同会長(71)、当時二次団体だった「二代目東一家(解散)」の元総長(当時70代)と元同幹部(50代)の4人が、あわせて1300万円の損害賠償を求められていた訴訟で、稲川会側が損害金約1100万円を賠償し、今月1日付で原告と和解が成立した。

静岡地方裁判所

静岡地方裁判所

 東一家の元総長と元幹部は2013年から2020年にかけて、無登録で貸金業を営み、複数回にわたって原告らに現金を貸し付け、法定利息を超える利息を受領したヤミ金業を営んでいた。顧客は静岡県内外の200人以上に上り、あわせて約1億円を貸し付けていた。

 2022年6月16日にヤミ金事件の被害者ら10人が、稲川会総裁ら4人に対し「民事介入暴力事案等に対する連携についての三者協定」に基づき、損害金1300万円の賠償を求めて静岡地裁に提訴していた。

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