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タイ・バンコク近郊で日本人男性のバラバラ遺体 暴力団関係者の日本人2人が関与 男1人を逮捕

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 タイの現地警察は23日、今月19日にタイの首都バンコク近郊で日本人の成人男性のバラバラにされた遺体の一部が発見された事件で、監視カメラの映像などからタイ人の男(34)を死体遺棄・損壊容疑で逮捕。さらに暴力団関係者とみられる日本人2人が関与した疑いがあるとみて行方を追っている。

椛島良介さんを運んだとみられる乗用車を押収

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 今月19日、タイの首都バンコク近郊ノンタブリー県の空き地で遊んでいた子どもが、遺体の腕の部分を発見。タイの現地警察は殺人事件として捜査を始め、23日までに周辺の複数の場所で男性の頭部などを発見した。頭部には撃たれた痕があり、司法解剖の結果、死亡したのは2~4週間前と推定されている。

椛島良介さんの遺体発見現場周辺

椛島良介さんの遺体発見現場周辺

椛島良介さんの遺体発見現場周辺

 逮捕されたタイ人の男は、「運転手として日本人3人をノンタブリー県内の倉庫まで送り届けた。車を降りるように言われ、外に出たら、車内で被害者の男性と口論になったあと男の1人が被害者を撃った」と供述。その後、遺体の遺棄を手伝わされたと話している。男は「何も知らなかった」と関与を否定しているという。被害者は車の助手席に座っていて、後部座席から撃たれたとみられている。

 現地警察は、日本人同士のトラブルが背景にあるとみて、暴力団関係者とみられる日本人2人の行方を追うとともに、事件の詳しい経緯や4人の関係性などを調べている。

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