岡山地裁は27日、岡山県津山市のガソリンスタンドで2016年11月、指定暴力団・神戸山口組系二代目宅見組幹部で「四代目杉本組」の大山義明組長を拳銃で脅すなどしたとして、銃刀法違反の罪などに問われた指定暴力団・六代目山口組系大石組の元幹部で無職・飯尾章二被告(64)=住所不定=に対し、懲役5年(求刑懲役7年)の判決を言い渡した。
岡山地方裁判所
沖敦子裁判長は判決理由で「被害者に生命の危険を感じさせる悪質な犯行。店舗内にいた店員や利用客に対する危険も相当程度大きかった」とした。
判決によると、飯尾被告は昨年11月25日、大山組長の背後で回転式拳銃の引き金を引いて発砲音を聞かせ、脅迫した。