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インターネット使った闇カジノ5店舗摘発 従業員や客など男女41人を検挙

 大阪府警は18日、大阪市内にあるインターネットを使った違法賭博店「DOUBLE(ダブル)」や「JACK(ジャック)」など5店舗や関係先を捜査員約300人態勢で一斉捜索し、店内でポーカーやスロットなどの賭博をさたとして、DOUBLEの幹部・久井遊紀容疑者(43)や従業員31人と、客の男女10人のあわせて41人以上を常習賭博や単純賭博の疑いで検挙した。府警はこのうち24人については釈放し、久井容疑者ら17人を送検した。

大阪府警察本部

大阪府警察本部

 久井容疑者らは2024年8月上旬から2025年1月18日までの間、大阪市内の違法賭博店「DOUBLE」や「JACK」など5店舗で、店内に設置したパソコンでインターネットカジノのポーカーやスロットなどのゲームで常習的に賭博をさせた疑いが持たれている。

 客は店内で現金購入したポイントをポーカーやスロットなどのゲームに賭けていたとみられ、店からは現金およそ5300万円や賭博に使われたパソコン55台などが押収されている。

 府警は、久井容疑者らの認否を明らかにしていないが、久井容疑者ら幹部らの背景には暴力団や「匿名・流動型犯罪グループ(通称・トクリュウ)」が関与しているとみて、売上金の流れなど実態解明に進めている。

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