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大阪府警は、今年7月に特定抗争指定暴力団・絆會組員を襲撃するため、大阪市西成区の路上に駐車した車内で催涙スプレーを準備して集合したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「三代目竹内組」元幹部・羽田力容疑者(45)=長野県松本市元町=と、同幹部で「二代目桜道会」会長・田中淑晴こと佐藤淑晴容疑者(58)=松本市南浅間=の2人を凶器準備集合の疑いで再逮捕した。
大阪府警察本部
羽田容疑者ら2人は7月9日から10日にかけて絆會の本部事務所周辺を車でうろついたとして、すでに暴力団対策法違反の疑いで逮捕されていて、この事件で警察官が車内を捜索したところ催涙スプレーが発見された。押収された催涙スプレーは鑑定結果で唐辛子由来の成分が検出された。
府警は2人の襲撃目的について、絆會若頭・金澤成樹こと金成行被告が殺人未遂容疑で起訴されている、2020年9月28日に長野県上伊那郡宮田村の飲食店駐車場で、当時・絆會傘下だった「四代目竹内組」の宮下聡組長を銃撃して殺害しようとした事件への報復だったとみて捜査している。