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神戸地検は24日、今年1月に発生した兵庫県神戸市にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組の井上邦雄組長宅で起きた火災現場で逮捕されていた、元特定抗争指定暴力団・六代目山口組系國領屋一家傘下「霊岸島桝屋服部会」の八代目会長で無職・鈴木正二容疑者(75)=静岡県浜松市中央区萩丘=を、建造物等以外放火と住居侵入の罪で起訴した。
神戸地方検察庁
また、回転弾倉式の拳銃1丁を所持したとして1月31日に起訴した銃刀法違反(所持)の罪について、この拳銃に適合する銃弾2発も所持していたなどとして、神戸地裁に同法違反(加重所持、実包所持)の罪などへの訴因変更を請求し、神戸山口組の組員らが居住する別棟に火を付けたとする現住建造物等放火容疑については、同日付で不起訴処分とした。
鈴木容疑者は今年1月19日午後6時20分~同35分ごろ、神戸市北区鈴蘭台東町9の井上組長宅敷地内に侵入し、地面にガソリンをまいてライターで火をつけ、駐車中の車2台とフェンス、建物の引き戸の一部などを焼損させたとされる。