沖縄県公安委員会は14日、沖縄県警本部で指定暴力団・旭琉會の再指定に向けた意見聴取の場を設け、代表の出席を求めたが、旭琉會側は欠席した。
沖縄県公安委員会
県警本部で開かれた旭琉會の関係者への意見聴取は、暴力団対策法に基づいて旭琉會を「指定暴力団」として定めることのできる期限が2022年6月で切れるのを前に、県公安委が4回目の再指定に向けて開いたもので、旭琉會の暫定代表である二代目照屋一家の永山克博総長の出席を求めていたが、会場に姿を見せず、意見聴取は行われなかった。
県公安委は暴力団対策法に基づく指定の要件を満たしているとして、6月中旬にも再指定する見通し。指定により、みかじめ料の要求に対する中止命令など、不当な行為の規制が可能となる。
県公安委は1992年から、3年ごとに意見聴取の期日を指定。第2回以降、旭琉會側は応じていない。