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神戸山口組系「山健組」本部前の射殺事件 デジカメ持ち週刊誌記者を装う

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 指定暴力団・神戸山口組系「五代目山健組」本部事務所付近で組員2人が射殺された事件で、逮捕された指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「十代目稲葉地一家」幹部で、「丸山組」組長・丸山俊夫容疑者(68)は、警察官の職務質問中、デジタルカメラを見せ「週刊誌記者」を名乗っていた。隙を突いて襲撃するために身分を偽ったとみられる。

神戸山口組系「山健組」本部事務所近くで発砲  「福富組」組員と「宮鉄組」組員2人が死亡

発砲のあった現場付近

 丸山容疑者は10日午後2時半すぎ、自分の乗用車を運転し山健組事務所前に路上駐車。この日は午後1時ごろから山健組の定例会が開かれており、警戒していた制服姿の兵庫県警生田署員2、3人が不審に思い、車から降ろして職務質問すると、丸山容疑者は「週刊誌記者だ」と説明した。

 署員が丸山容疑者の所持品などを調べようともみ合いになる中、山健組事務所から出てきた山健組傘下「福富組」の佐藤隆保組員(43)と、山健組傘下「三代目宮鉄組」の中川健司組員(39)の2人に向け、突然拳銃を取り出し、至近距離から2人に2発砲したとみられる。

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