反社会勢力による事件やニュース
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米国から国際郵便で「バスソルト」装った覚醒剤2.6キロを密輸 会社員の男を逮捕

 福岡県警は3日までに、覚醒剤を詰めて「バスソルト」に見せかけた小包をアメリカから密輸したとして、会社員・江越耕宏容疑者(52)=北九州市小倉南区志井=を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで逮捕した。

押収された覚醒剤

 江越容疑者は今年3月28日に何者かと共謀して、営利目的で覚醒剤2675グラム(末端価格約1億8000万円相当)をバスソルトの袋に詰めた小包をアメリカから国際郵便で輸入した疑いが持たれている。

 門司税関職員が3月30日に福岡市の郵便局で、バスソルトのパッケージに入った覚醒剤を発見して通報、県警が中身を入れ替えて宛先の福岡市博多区博多駅南のマンションに発送。4月3日に小包を受け取った会社役員の男(45)=4月25日に処分保留で釈放=を麻薬特例法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕してマンションを家宅捜索し、その後の捜査から江越容疑者の関与が浮上した。

 県警は江越容疑者の認否を明らかにしていないが、暴力団など反社会勢力の組織的な犯行の疑いもあるとみて捜査を進めている。

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