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池田組傘下組長への刺傷事件 山口組系石井一家傘下「江口組」組長の控訴審判決

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 福岡高裁宮崎支部で19日、2020年9月に宮崎県宮崎市内で、対立する特定抗争指定暴力団池田組傘下組長に対し、殺意を持って刃物で切りつけ殺害しようとしたとして、殺人未遂などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目石井一家」幹部で「四代目江口組」組長・下藤勝一郎被告(57)の控訴審が開かれ、高裁は一審判決を支持しつつ、被害者に対して被害弁償を行ったことを考慮し、刑期を2年減らして懲役10年の実刑判決を言い渡した。

福岡高等裁判所宮崎支部

福岡高等裁判所宮崎支部

 下藤被告は、一審の宮崎地裁で懲役12年の実刑判決を言い渡されたが、「殺意はなかった」などとして減刑を求め、控訴していた。

 控訴審判決では、「一審の判決に誤りはない」と一審判決を支持しつつ、下藤被告が被害者に対して1000万円の被害弁償を行ったことを考慮し、刑期を2年減らし懲役10年の実刑判決を言い渡した。弁護側は上告について「被告と話し合って決める」としている。

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