知人男性に「金を払うのが筋」現金35万円恐喝 山口組系弘道会傘下「兼勝会」組員を逮捕

　秋田県警秋田中央署は、知人男性を脅迫して現金約３５万円を脅し取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「兼勝会」組員・斎藤祐史容疑者（３０）＝本籍・秋田市＝を恐喝の疑いで逮捕した。調べに対し、斎藤容疑者は「金は受け取ったが脅してはいない」と容疑を一部否認している。

秋田中央警察署

　斎藤容疑者は２０２３年１２月、秋田市内の飲食店で知人男性（２０代）に対し、仕事でのトラブルを理由に因縁をつけ「金を払うのが筋じゃないか」などと金銭を要求し、脅し取った疑いが持たれている。その後も男性に対し数日間にわたり、繰り返し金銭を要求し、あわせて現金約３５万円を脅し取った疑いが持たれている。

　男性からの被害届けを受け事件が発覚。同署が捜査を進め、１１日午前に斎藤容疑者を逮捕した。同署は、詳しい経緯など調べを進めている。