広島地検は11日、今年9月1日に広島県福山市で男性を暴行して死亡させたとして逮捕・送検された、会社員・森田悠太容疑者(24)=福山市今津町=と、塗装工・西国原拓夢容疑者(23)=福山市南手城町=の2人を傷害致死の罪で起訴した。
広島地方検察庁
森田容疑者と西国原容疑者は共謀し9月1日、福山市内の駐車場や木材置き場で、会社員の男性(当時18)=福山市=を頭から地面に落とすなどの暴行を加え、死亡させた疑いが持たれている。男性は9月15日に外傷性硬膜下血腫で死亡した。
この事件では、被害者の男性を約16時間にわたって車内などに監禁したとして、広島県警福山西署が森田容疑者と西国原容疑者を含む男女7人を逮捕・送検している。
この男女7人は、福山市などを活動拠点とする「匿名・流動型犯罪グループ(通称トクリュウ)」の、「走り屋」を自称する「阿修羅」のメンバーで、被害者の男性とは知人関係だったという。