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準大手ゼネコン社員宅発砲 指示役の工藤會系「極政組」組長を起訴

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 福岡地検小倉支部は11日、2011年5月に福岡県福津市で建設会社に勤務する男性の自宅に複数の銃弾が打ち込まれた事件で、特定危険指定暴力団工藤會系「四代目極政組」組長・内蔵成喜八容疑者(56)=直方市知古=を銃刀法違反や建造物損壊などの罪で起訴した。

福岡地方検察庁小倉支部

福岡地方検察庁小倉支部

 内蔵成被告は、当時・工藤會傘下組幹部だった実行役2人=いずれも一審の福岡地裁小倉支部で実刑判決=などと共謀し、2011年5月6日午前1時35分頃、東京に本社を置く準大手ゼネコン九州支店に勤務する男性(当時59)=福岡県福津市光陽台=の自宅に向けて拳銃で銃弾5発を発射し、玄関ドアを損壊させた疑いが持たれている。

 内蔵成被告は、実行役2人に対して犯行の具体的な指示を出していたとみられている。

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