横浜市で埼玉県警が殺人容疑で暴力団関係者宅の家宅捜索に入る際に車で逃走 神奈川県警が緊急配備

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　２２日午前６時４０分頃、埼玉県警の捜査員から神奈川県横浜市の住宅で「殺人事件で男の自宅に家宅捜索に行こうとしたら、無理やり車で逃走した、車を止めようとしたらぶつけられた」と１１０番通報があった。

　事件は２２日午前６時３０分ごろに発生。埼玉県警が捜査員７、８人で神奈川県横浜市神奈川区松本町４丁目の暴力団関係者とみられる男（５０代）の自宅に、殺人容疑で家宅捜索に入るため立ち合いを求めたところ、自宅から出てきた男が敷地内に止めていた自分の車に乗り込んで捜査員３人に突進して逃走した。車を止めようとした埼玉県警の捜査員は、逃走した車に接触して軽いケガを負った。

現場周辺

　今回の埼玉県警による家宅捜索は、２０２３年１月６日に埼玉県狭山市広瀬台のマンションで特定抗争指定暴力団・絆會幹部で「二代目川田組」の鈴木頼一組長（当時５５）が、拳銃で上半身を複数回撃たれて殺害された事件に関する捜査だという。男は身長約１７５センチの中肉で、逃走時に乗っていた車はセダンタイプの白のトヨタ「MIRAI」で、男は１人で国道１号線方面に逃走し現在も逃走中。凶器の所持は確認中だという。

　神奈川県警が殺人未遂と公務執行妨害の疑いで緊急配備をかけ、行方を追っている。